化粧品成分セミナーT  

【日程】2003年11月8日(土) 午後12時30分〜4時

【内容】
 第1部:予備学習 (12時30分〜1時30分)
     講師:小川 佳苗(APU会員、IFA認定アロマセラピスト)
     内容:*石鹸と合成界面活性剤のおいたちや違いについて
         *汚れが落ちるということ
         *合成界面活性剤と石鹸を自分で見分ける大切さ など、
         粧品の中でも解りにくく、奥の深い界面活性剤について『さわり』をお話します。

 第2部:本科 (午後2時〜4時)
     講師:小澤 王春(たかはる) 先生(プロフィール参照)
     内容:*美肌を保つということ
         *『無添加』『自然化粧品』の意味
         *乳化剤とは?
         *基礎化粧品について、その成分表示(1.化粧水、2.洗顔、3.保湿クリームなど)
         *実験:石鹸と界面活性剤を見分ける簡単な実験。(お家で自分で出来ます)
         *質問コーナー


【場 所】 JRおよび営団地下鉄・丸の内線「四谷」駅 麹町口より徒歩1分
      ※お申し込み後、地図など詳細をご案内いたします。

【持ち物】
 筆記用具

【定 員】 25名 

【申込み締切日】 10月27日(月)
         ※先着順に受け付け、定員になり次第締め切りとさせて頂きます。
          なお、当会のセミナーは全て会員優先となっておりますので、
          一般参加のお申込みは仮予約となります。申込み〆切日後にご参加
          頂けるか否かのお返事をさせて頂きますので、予めご了承ください。


当セミナーの趣旨
  小澤先生は各方面で一般の方や業界の方(化粧品関係の)への講演を永くされていますが、
 APUのようなアロマセラピスト向けへのお話は初めてです。何回もお会いして打ち合わせして
 きました。

  アロマを始め美容関係を職業にされていらっしゃらない方も参加の予定で、肌の解剖生理学や
 成分についてよく解ってらっしゃる方も多いと存じますが、第1回でもありますので、先生の著書の
 中でも化粧品のことを一般の方に解りやすく書かれた『きれいな肌でいたい!化粧品をどう選ぶ?』
 の本の内容に沿って全体が進められる予定です。

  開業されていない方には少し専門的になる部分もありますが、ご自分の今後の化粧品選びに
 大いに参考になることは間違いないでしょう。 開業されていらっしゃる方は広く一般の方に説明
 できる知識を吸収するという角度からもご出席ください。

  本科の前に予備学習として主に界面活性剤について基本的なことをお話します。
 尚、先生は化粧品関係のことはかなり深く知識をお持ちです。質問コーナーを最後に取ります
 のでご質問ある方は事前にご用意ください。 既に聞いている質問:(乳化剤の話、手作り化粧品
 でつくれる乳化剤、手作り化粧品で作れる保存剤、グリセリンについて、ビタミン類の肌への浸透
 のさせ方)等。他にもご質問あれば早めにお知らせください。

  また、ご自分の使っている化粧品に入っている成分等あらかじめメモされたものをお持ちに
 なって頂くとその成分の働きを説明していただけます。尚、受講人数が多くなりましたときは
 全員にお答えできないときもあります。予めご了承ください。

  出席は本科だけでも結構です。その際、参加費は変わりません。出席の方に先生の著書
 『きれいな肌でいたい!化粧品をどう選ぶ?』をお渡しします。 先生のご好意で、教材本込み
 でかなり安価な参加料になっています。どうぞ奮ってご参加ください!
 (2003年9月30日 記載)


【講 師】
 
小澤 王春(たかはる) 先生》
 1938年、東京生まれ。慶応義塾大学工学部修士課程卒。
 以後、大学での研究生活を経て、化粧品の研究開発者に転身。現在は美容化学評論家、
 東京美容科学研究所所長。この他、美容師の全国組織「柿の葉会」で美容科学の勉強会を
 主宰している。 「化粧品(頭髪化粧品も含む)とは、肌をしっとりさせたりするような科学的なもの
 ではなく、基本的には皮膚や髪を物理的に補強するもの」という観点から研究開発活動に取り組む
 一方、合成洗剤の主原料であり、化粧品の近代化を可能にしてきた合成界面活性剤の毒性を
 約30年にわたって一貫して主張。三重大学医学部の三上教授(故人)らと共に研究スライド
 「界面活性剤を考える」を制作し、各方面から大きな反響を呼んだ。
 著書に『私たちは卵のカラ?』(学陽書房)、『髪は石けんで洗いなさい』(タツの本)、
 『化粧品毒性判定辞典』(メタモル出版)など多数がある。