『江戸時代の香り』 |
今回は、会員の今井直子様に講師をお願いして、 『江戸時代の香り』についてお話していただきます。 お話だけでなく、当時の香りを再現する実習も
以下、今井直子様より、 プロフィールと講座内容のご紹介をお寄せいただきましたので、
<今井直子様プロフィール> フランス香料産業組合が運営するGrasse Institute of Perfumery にて <講座内容について> 江戸時代には様々な町人文化が栄えました。 香りにおいても、線香の製造がはじまり、 聞香や薫物を教養として身につけていただけでなく、 日常のデオドラントやヘアケア、スキンケアなどにも香料を多く用いるなど、 庶民の生活に香文化が深く浸透していたことが伺えます。 その中でも、今回は 享保9年「智恵の海」や文化10年「都風俗化粧伝」の記述を元にした 『花の露』の再現をメインに、 江戸時代の女性が身嗜みに用いた香りをご一緒に体感してみましょう。
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■ 実習として、純引きで蒸留した2種類の芳香蒸留水を調合した『花の露』 のローションと香材料浸出油をベースとした『花の露』の艶肌バーム作成の それぞれ、お持ち帰り分がございます。
■ 庶民が仏前に供える「杉」線香も、江戸時代に作られるようになりました。 杉の葉とたぶ粉で、お一人ずつ、「杉」線香をおつくりいただきます。 (乳鉢をお持ちの方はご持参ください。貸与ご希望の方はお申し出ください。)
【会 場】 シャン・ドゥ・ソレイユ 4階 (東京都千代田区内神田1−10−6)
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