「春のストレス対処法」
肌荒れ編
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☆−☆ ご注意 ☆−−−−−−−−−−☆−−−−−−−−−−☆
1.現在医療機関で治療を受けられている方は、必ず
かかりつけの医師に相談の上お試しください。
また、自己診断は禁物です!!
まず医療機関の診断を受けた上で、
ご自分の体調を正しく把握してください。

2.アトピー性皮膚炎をはじめアレルギー疾患を持つ方は、
肌に使用する前に、それぞれの精油が体に合うかどうか、
ひじの内側など肌の柔らかい部分でパッチテストを
行なってから使用するようにして下さい。

 3.妊婦、高齢者、乳幼児に用いる場合は、別途ご相談下さい。
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ニキビ(吹き出物)のケア
その1〜精油を使ったポイントケア
●ティートリーを原液のまま、綿棒か清潔な指先に1滴落し、ニキビ(吹き出物)に直接付けるだけの簡単ケアです。
洗顔後、化粧水(乳液)を付けた後の清潔な肌に行なってください。
ティートリーはラベンダー同様、肌にマイルドで、原液のまま肌に付けられる数少ない精油のひとつです。殺菌消毒&抗真菌作用が高いので、肌を清潔にし、回復を助けてくれます。
夜のお肌のケアに取り入れると、特に効果的です!
ティートリーが手に入らない場合は、ラベンダーでも代用可能です。
★注意点★
ティートリーは目にしみる傾向があるので、使用するときは目に入らない
ように注意して下さい。

その2〜植物オイル(キャリアオイル)を使ったディープクレンジング
●マカデミアナッツオイル、●スィートアーモンドオイル、●オリーブオイルなど、
マッサージオイルをつくる時に使用する植物オイルを、メイククレンジングやダブル洗顔の最初の洗顔料として使用します。手のひらに適量とり、顔全体に広げたら、力を抜いて指先で優しくオイルをお肌に馴染ませます。(力を抜いた方が深部の汚れまでスムーズに落せます)
その後、水で湿らせ軽く水気を取ったコットンでオイルを拭き取り、石けんで顔を洗い流します。
植物オイルは肌を柔らかくして、古くなった角質と皮脂の塊(ニキビ予備軍)をマイルドに取り除いてくれます。
特に皮脂分泌が盛んなアゴ、小鼻、おでこは念入りに行なってみて下さい。ポロポロと皮脂の塊が取れてきて病みつきになりますよ!湯船につかりながら行なうと毛穴が開いて更に効果的!!
使用量は小さじ1ぱい(5ml)が目安ですが、乾燥肌や硬い肌、濃いメイクを落すときは多めにして下さい。
力を入れなくても手が肌の上をスルスルと動く量が適量です。
★注意点★
ウォータープルーフなど、落ち難いメイクは、植物オイルでは完全には落せないので、専用のクレンジング剤でメイクを落してから行なって下さい。


お肌の乾燥対策
その1〜手作り化粧水での乾燥肌の改善と予防
精油とグリセリン、フローラルウォーターで化粧水を作り、朝晩のお手入れに使用します。
また、メイクの後やお化粧直しの時に顔にシュッと軽くひと吹きすれば、肌の水分補給にもなります。(顔に拭きつけた後は、手で押さえてなじませてください。滑らかでマットな仕上がりになります。)

材料1・精油
●パルマローザ、●ゼラニウム、●ローズウッドは、乾燥肌の改善&予防だけでなく、老化予防と改善にも有効な美肌効果の高い精油です。いずれの精油もバラのような香りがします。
精油はブレンドした方が相乗効果が高まるのでおすすめですが、単品でも構いません。

材料2・フローラルウォーター
●ローズウォーター、●ネロリウォーター●ローマンカモミール
ローズは全ての肌のバランスを整える万能水です。ネロリはくすみがちなお肌を明るくしてくれるので、シミやそばかすが気になる方におすすめします。ローマンカモミールは消炎作用が高く、敏感に傾いたお肌を優しく鎮静してくれます。カユカユ肌にもおすすめです。
フローラルウォーターがない場合は、精製水かミネラルウォーターで代用できます。

材料3・グリセリン
ここでは保湿と精油を乳化する目的で使用します。(薬局で購入できます。100ml\400程度)
合成のものと天然(植物性)のものがあります。天然のもの方が粘性が高く、保湿効果も高くなります。
なければ、フローラルウォーターだけでもOKですが、その場合は精油とフローラルウォーターが完全に分離した状態になるので、使用する前に必ずよ〜く振って、水分中に精油を分散させてから使用するようにして下さい。

  ≪参考レシピ≫
     ★スプレー容器・・・・・50ml用
     ★ローズウォーター・・45ml
     ★グリセリン・・・・・・・・・5ml(なければ、ローズウォーターを5ml増量)
     ★精油・・・・・・・・・・・・・3滴(単品で使う場合は2滴)
    (ローズウッド2滴&パルマローザorゼラニウム1滴、パルマローザ2滴&ゼラニウム1滴)
  
≪作り方≫
     1.グリセリンをスプレー容器に入れます。
     2.(1)に精油を加えて容器を振り、良く混ぜ合わせます。
     3.(2)にフローラルウォーターを加えて更に良く混ぜたら、できあがり!

★注意点★
 ・使用する前に、必ず良く振って下さい。
 
 (油分(精油)と水分は完全には溶けないので、時間が経つと分離した状態になります)
 ・防腐剤や保存料などが一切入っていないので、冷暗所に保存して早めに使いきって下さい。
  (保存期間は1ヵ月が目安です)


その2〜
フェイシャルオイル
精油と植物オイルに混ぜてフェイシャルオイルを作り、乳液の代わりに使います。
洗顔後の化粧水をつけた肌に塗り、3〜5分ほど指先で顔の中心から外側へ優しく円を描くようにマッサージします。そのまま15分ほど待ち、余分なオイルをティッシュで軽く押さえて取り除いて終了です。続けるほど肌の肌面が整い、しっとり感、弾力、張りが蘇ってくるのがわかります。特に夜のお手入れに取り入れると効果的です。

精油は、化粧水でご紹介した精油のほか、●サンダルウッド、●フランキンセンス、●パチュリー、●マンダリンなどがおすすめです。
植物オイルは●マカデミアナッツ、●アプリコットカーネルオイル、●ホホバオイルが肌となじみ易く、吸収が早いのでおすすめです。
  ≪参考レシピ≫
     ★植物オイル・・15ml
     ★精油・・・・・・・・2〜3滴
      (フランキンセンス1滴&マンダリン1滴、サンダルウッドorパチュリー1滴&ゼラニウム2滴など)


紫外線対策
●ラベンダーは紫外線から肌を保護し、またダメージを受けた肌の回復に役立ちます。
前述の化粧水にラベンダー精油を使えば、手軽な紫外線予防とアフターケアグッズとして利用できます。4月から8月までは紫外線が強くなる季節です。次のレシピを参考にして、朝晩のお手入れにぜひ取り入れてみて下さい。
  ≪化粧水・参考レシピ≫
     ★ネロリ(又はラベンダー)ウォーター・・45ml
     ★グリセリン・・・・・・・・・5ml(なければ、フローラルウォーターを5ml増量)
     ★精油・・・・・・・・・・・・・3滴
      (ラベンダー2滴&パチュリーorローマンカモマイルorフランキンセンス1滴)

※日焼け後のケアにはラベンダーのフローラルウォーターを使ったコットンパックがおすすめです。肌を冷却し、ほてりや炎症を鎮め、さらに肌の殺菌消毒や再生を促してくれます。ぬるめのお風呂に大さじ2〜4(30〜60ml)を加えて入浴すれば全身のケアができます。

次回は「婦人科系のトラブル」をテーマにお届けしますのでお楽しみに!
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