1,8-シネオールは、左図の通り、環式炭化水素を骨格とするモノテルペンアルコールが変化したもの。
  無色、微水溶性で、オキサイド類(酸化物類、オキシド類)或いはテルペンエーテルに分類されます。
  1個の酸素原子(O)が、2個の炭素原子(C)に挟まれた構造が特徴で、高温下や空気、水などに長時間触れていると分解されやすい成分です。
  一度に大量に摂取すると中毒症状(中枢神経や胃腸への重い障害)、皮膚刺激性等が懸念されており、日本では化粧品及び食品添加物の指定成分にもなっています。 この成分を高濃度に含む精油は、一回の使用量、期間、用途、用法等には注意が必要です。
 
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