000000
アロマセラピー香屋【アロマ質問箱】
[トップに戻る] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]
おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
コメント中には下記URLと同じURLを書き込まないで下さい
URL
添付File
暗証キー (英数字で8文字以内)
文字色
・画像は管理者が許可するまで「COMING SOON」のアイコンが表示されます。

アロマについて 投稿者: 投稿日:2017/08/16(Wed) 19:54 No.1084  
はじめまして。最近アロマに興味を持ち少し勉強しています。
作成物は遮光瓶に入れると本に書かれていましたが、クラフトをしたときにルームスプレーやハンドトリートメント用のオイルはプラスチックの容器に入れました。全部、遮光瓶に入れるというわけではないのでしょうか。ルームスプレーについてですが、作る時に水を使ったと思うのですが、1カ月内で使用するように言われましたが、水を使ったものは1週間位で使用するとこれも本に書かれていました。どちらが正解ですか。また、全部で50ml作りましたが、精油は3〜20滴ですが、濃度は1%にしなくてもいいのでしょうか。



Re: アロマについて アロマ香屋 - 2017/08/18(Fri) 12:23 No.1085  

みにさん、はじめまして。
ご投稿ありがとうございます。
ご質問頂いた「保存容器」と「水を使った作成物の使用期限」、「ルームスプレーの精油の濃度」についてお答えします。

■保存容器について
保存性を第一に考えれば、全部遮光瓶に入れて頂いた方が良いです。
遮光瓶が一番、劣化・変質しにくいですからね。
でも、コストや、持ち運びの利便性、美観上など、その他のメリットを優先して、
遮光瓶以外の容器を選ぶ場合が多々あります。
その場合には、保存性は遮光瓶よりも低くなるので、早めに使い切るとか、
冷蔵保存するとか、アルミホイルで覆って遮光する、など工夫されると良いと思います。

■水を使ったものの使用期限について
使用用途や使用した精油の種類、作成物の水の割合によっても変わってくるので、
正解不正解は一概には言えませんが、一般論として、1週間くらいで使用すると
書かれたものは、肌に使用する用途であったり、作ったときの香りの印象があまり
変わらないうちに使い切って欲しい、と言う狙いが多いのではないかと思います。
肌に使う目的以外、特にルームスプレーとして使用する場合は、1か月でも、
それ以上でも、ルームスプレーとしての役割=使う方や周囲が心地よく感じる
香りが保てている間は、使い続けても差し支えないと私は思っています。


■ルームスプレーの精油の濃度について
結論から申しますと、濃度は1%にしなくてもいいです。

一般に、濃度1%は、肌に使用する目的で、安全上の目安にしていることが
多いようです。ルームスプレーでも1%濃度で作るレシピが多いのは、
初心者の方が使用することを考慮して、万が一肌にかかっても
安全なように
配慮してのことではないかと思います。

ルームスプレーを作る際には、ほんのり香らせたい、殺菌を兼ねて使いたい、
長く香らせたい、どの部屋でペットや乳幼児と一緒にのが室内にいる、
など、目的や使用条件によって、また、使用する精油それぞれが放つ
香りの強さによって、使用量(濃度)を加減して作ったりもしますので、
濃度はひとつの目安として、出来上がった香りが、用途や使う人等に合った
適度な香りの強さになっているか?をポイントに作って頂くと良いと思います。

以上、なるべくシンプルに、と思いながら回答を書いてみましたが、ご参考になれば幸いです。
まだ、もやっとするところがあれば、またご質問ください。
とっても良い質問をして頂き、ありがとうございました。



Re: アロマについて  - 2017/08/18(Fri) 20:49 No.1086  

たくさんの回答をしていただきありがとうございました。


はじめまして 投稿者:めぐ 投稿日:2015/07/29(Wed) 06:10 No.1079  
妊娠9週の妊婦です。自宅で栽培しているローズゼラニウムの葉ををグリセリンに浸して1ヶ月寝かしたものに精製水をで薄めて化粧水として使っていました。知らずに使っていましたが妊娠中使ってはいけないと知りませんでした。赤ちゃんへの影響が心配なので使用をやめた方が良いですかね?とても心配になってしまいました。


Re: はじめまして アロマ香屋 - 2015/08/20(Thu) 19:56 No.1080  

お返事が大変遅れてすみませんでした。
確かにゼラニウムには女性ホルモンに作用する働きがあると言われていますが、ご心配されるようなことはありませんので、まずはご安心下さい。チンキは精油のように濃縮されたものではありませんし、さらに化粧水としてのご使用ならば、成分含有量はぐっと少なくなります。そのような利用法で過去に事故の事例はないので、安心して頂いて大丈夫です。でも、心配な気持ちは精神衛生上良くないので、安心して使えるときまでご使用を控えて頂くのが良いと思います。
もう無事にご出産されていらっしゃるかも知れませんが、ご参考になれば幸いです。



アロマが体に与える影響 投稿者: 投稿日:2014/07/10(Thu) 21:47 No.1076  
こんばんは。
コメント失礼致します。

親戚が、肺炎になって
入院しました。

毎日、朝と夜にアロマをしていた
そうなのですが、このことが
体に悪い影響を与えた可能性は
あるでしょうか?また、 呼吸器が弱い人は
アロマを控えたほうがよいのでょうか?

アロマの種類は、レモンやラベンダー
などで、組み合わせながら使っていた
そうです。



Re: アロマが体に与える影響 アロマ香屋店主 - 2014/09/08(Mon) 15:37 No.1077  

ひーさん
ご投稿に気付かず、ご返信が大変遅くなり失礼いたしました。

さて、御親戚の肺炎の原因とアロマとの関連性ですが、
結論から申しますと、適正な使用をされていたなら、
関係ないと思います。

どのような方法でアロマを使用されていたのかわかりませんので、
断言はできませんが、アロマセラピー用の品質の確かなアロマ(精油)を、
一般的な容量用法でご使用頂いていたならば、ラベンダーにもレモンにも、
肺炎を誘発する成分は含まれておりません。
また、どちらも穏やかに作用する成分で構成されているので、
通常に使用では体への悪影響も考えにくいからです。

でも、「アロマが体に悪い影響を与えた可能性がゼロだった」
とは言い切れません。

アロマの種類によっては、体の解毒器官である肝臓や腎臓に
負担を掛ける成分を含むものもあります。
レモン、ラベンダー以外に何か使用されていたでしょうか?

また、そういった心配のない安全性の高い成分で構成された精油(アロマ)でも、
香りの成分は、たとえ鼻で嗅いだだけでも、一部は毛細血管に入り、
血流にのって全身を巡り最終的には食べものと同様に肝臓や腎臓で
処理されて、対外に排出されますので、食べ過ぎや飲み過ぎと
同じように、使い過ぎれば、この二つの臓器に負担をかけること
になり、それが結果的に病原菌に対する抵抗力を弱めてしまい
肺炎を誘発してしまった、、と言う可能性もあります。

どの種類のアロマを、
一回に何滴くらいずつ、
一日何回、
どのくらいの時間、
どのような方法で使用し、
肺炎に至るまで、どのくらいの期間、続けておられたのか?

ご心配であればお聞かせ頂ければ、もう少し詳しくお伝え
できるかもしれませんので、ご参考にしてください。



介護+アロマ 投稿者: 投稿日:2013/06/30(Sun) 22:58 No.1074  
介護職をしていますが、認知症の利用者が食欲を増進させるアロマがないか、フト思い立ちこのような投稿をしました。
もし食欲増進のアロマがあれば紹介をして頂きたいと思います。

そして夜、入眠を誘うもの(精神的に不穏な方に対して使用したい)があればそちらもお願い致します。



Re: 介護+アロマ かや - 2013/07/09(Tue) 17:44 No.1075  

お返事たいへん遅くなりました。m(_ _)m
食欲増進にも入眠の際にも使えるマンダリンをおすすめします。
和名は温州みかんで、日本人には親しみのある香りで、どなたにも好まれる使いやすい香りです。
どちらの場合も、アロマスプレーを作って室内に漂わせる方法は手軽で有効だと思います。
また、食事の前には手浴、入眠の前に足浴で使用して頂くのも良い方法です。
以上、取り急ぎ、ご回答まで。
ご参考になれば幸いです。



ディフューザーの使用について 投稿者:アロマまま 投稿日:2006/10/26(Thu) 23:00 No.76  
こんばんは。
エリオを購入してみました。それで、使用について質問なのですが
エッセンシャルオイルを30〜60滴入れると書いてありますが、0歳児がいる場合は滴数を減らした方が良いのでしょうか?前の質問の回答でありましたように使用時間も30分くらいにした方が良いでしょうか?(大人だけの部屋でも30分くらいが目安とか?)
それと、同じ精油を1週間以上使い続けないようにするということは、部屋の除菌でティーツリーを使うのも1週間くらいにした方がよいでしょうか?
置き場所は床?それとも机の上とかが良いですか?
ヴィアローム社のオイルでなくても構わないですよね?

それと別件なのですが、以前教えて頂いた「妊娠・出産・育児のためのアロマセラピー」読みましたが、もう少し育児のアロマを勉強したいのですが、育児アロマがもっと詳しくわかる本を御存知ありませんか?

回答よろしくお願い致します。
毎度多数の質問になってしまってすみません。。




Re: ディフューザーの使用につい... kaya - 2006/10/27(Fri) 23:50 No.77  

こんばんは。
エリオをご購入頂いたのはアロマまま様だったのですね!?ありがとうございます!!

さて、エリオのご使用方法ですが、小さな子供さんがいらっしゃる場合、精油量はそのままで使用時間を減らしてください。
ディフューザーの特性である程度精油の量がないと拡散しないのです。
5分で十分拡散します。
精油量は拡散時間に比例して増やせばよいので、最低量で十分です。
繰り返し使う場合は、30分程度空けて再開して頂くとよいと思います。(そのときも稼動時間は5分で。ガラス管の上まで精油が届かなくなったら、適宜精油を追加してください。)

同じ精油を1週間以上使い続けないというのは拡散でも同じです。
同様の作用のある、別の精油に切り替えて頂いた方が無難です。

置き場所は、床の方がおすすめです。
また香りの拡散具合は空気の流れにも影響されるので、風上に置いて頂くと理想的です。

ご使用頂く精油は、ヴィアローム社のものでなくても大丈夫です。

ところで、育児アロマがもっと詳しくわかる本の件ですが、もっと詳しく何が知りたいですか?
具体的な精油の用量用法など実践的なことでしょうか? それとも理論的なことですか?



Re: ディフューザーの使用につい... アロマまま - 2006/10/28(Sat) 22:38 No.78  

はい、私が購入しました。kayaさんの対応がはやくて感心しました。早速使ってみました、アロマランプと比べものにならないくらい香りが広がりました!
前の精油が残っていても次に使う時にはそのまま違う精油を足して構わないですよね?

育児アロマは精油の用量用法など実践的なことが1番知りたいです、が他のことも(理論的なことも)なんでも知識として知りたいことだらけです。どれくらいの精油で大人と比べ子供にはどれくらいの影響があるのか・・・など。
例えば、今使っているテキストには乳幼児が使える精油はラベンダーとカモミールRのみと書いてあるのですが「妊娠出産育児のアロマセラピー」によると妊娠中に使える精油は乳幼児も使えると書いてあるし、妊娠中に使えると言っても初期と中期では違ってるし。。。
使ってはいけないっていうのは塗布の場合のみで芳香なら強い香りでなければ大丈夫なのか?とか
0歳児だと特に泣いたりしなければ不快ではなくOKというう判断でいいのか?泣かなければ体にも悪い影響は与えていないのだろうか?などなど。。。。
あと、自分が入るときに精油を入れて入浴していますが乳幼児が使用出来ない精油成分が母乳から出てしまっているのだろうか?と最近疑問に感じながら授乳しています・・・。

育児アロマの前に一般的なところもまだまだわかっていないのですが、日常的に使う時に自分の周りには小さい子供がいるので同時に勉強しなければいけない気がするのですが、
育児アロマの講習会ってあまり聞きませんよね。。。




Re: ディフューザーの使用につい... kaya - 2006/10/31(Tue) 21:58 No.79  

>前の精油が残っていても次に使う時にはそのまま違う精油を足して構わないですよね?
はい、大丈夫です。

さて、おすすめの本ですが、育児アロマの実践的な本は、正直未開拓(汗)で、週末に本屋に行って見たのですが、アロマままさんのご期待にそえるようなものは見つかりませんでした。m(_ _)m
情報収集して、おすすめ本がみつかりましたら、またご案内させて頂きます。

でも、あまりお返事をお待たせしては申し訳ないので・・・
実際に中身を確認できていないので、あくまでもイメージです(^^;)が、ご参考までにお知らせしておきます。

■わたしと子どもと暮らしのレシピ―ハーブ、アロマでチャイルドケア
http://www.amazon.co.jp/08f05f057068-50069082068fae08905706e0ec0b70d4-150cf0fc0d60010a20ed0de0670c10e30a40eb0c90b10a2-%E6%9D%BE%E6%9C%AC-%E7%BE%8E%E4%BD%B3/dp/493875052X/ref=pd_ecc_rvi_2/250-0184901-4713066

■こんなときどうする?アロマセラピーケアガイド―実例付き!家庭でできる症状別ケア
 (これは育児ケアが載っていないか、あっても少なそうな予感がしますが・・)
http://www.amazon.co.jp/05309306a06804d06904605908b-0a20ed0de0bb0e90d40fc0b10a20ac0a40c9-9fO8bNd804d-b6/dp/4938750341/ref=sr_11_1/250-0184901-4713066

理論では、今のアロマままさんの疑問に応えられるのは、この本しか見当たりません。
(これは私も持っていますが、本格的に実践するならおすすめです)
■精油の安全性ガイド 上巻&下巻
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_b/250-0184901-4713066?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%90%B8%96%FB%82%CC%88%C0%91S%90%AB%83K%83C%83h&Go.x=9&Go.y=15

専門書なのでまだ難しいかもしれませんが、一般書で精油の有害な作用ついて詳しく知るのは難しいと思うのです。
最終的にいきつくとことは、この本になるのでは?と思いましたので、前段階なし!直球勝負でご紹介させて頂きました。

全ての疑問にこの掲示板でお答えするのは、長〜い長〜〜い文章になってしまうので、簡単に書いておきます。
本をご購入されるまでの心安めになれば幸いです。

>どれくらいの精油で大人と比べ子供にはどれくらいの影響があるのか・・・
子供への精油の適用は、一般的には大人(50kg)との体重差で調整します。
例えば、子供さんの体重が20kgなら、10滴使うところを4滴にする・・というように。
あるいは、食事量や食べものの種類が大人とどれくらい差があるかで考えて頂いてもよいかと思います。
要は代謝力が大人と比べてどのくらいなのかを考慮して精油の量を調整するとよいという考えで、代謝力の度合いを体重や食事量などで判断するというわけです。

また、使用できる精油の種類がラベンダーとカモミールRのみというのは、憶測ですが、おそらくアロマの公的機関で安全性が認知されているのがその2つだけなんだと思います。(私もIFAでそのように習いました。)
でも、本に書いてあったように、現場で実際に安全に利用している例は他にたくさんある。建前と本音の違い、と私は捉えています。

そしてまた、妊娠中の初期と中期で使える種類が違うのは、初期は胎児の細胞分裂が盛んで精油の影響を受けやすいのが理由のひとつといわれています。なので、初期の方が使える精油は少なくなるわけです。

アロマの安全な使用法は、最終的には全て量によって決まります。
「この世に毒物は存在しない、毒になる量が存在するだけだ」といったような格言(?)がありますが、まさにアロマもそれなんです。
そして、毒になる量は個体差・個人差があります。
特に、子供の代謝機能は大人と比べて弱く、未発達なので、まだ食べられないものや、大人と同じ量を食べられないように、精油も使えない(使わない方がよい)もの、飲み薬の例にもあるように量を控える必要がある、と考えて頂くとわかりやすいでしょうか・・。

よけいわからなくなっちゃったかしら・・・((((^^;)

最後に。
国際ボンディング協会というところで、育児アロマのセミナーも行なっています。
http://www.bonding.jp/
ご購入された本の著者、鮫島先生が理事長を務めています。
上記URLから「活動内容」→「ボンディングアロマ」をクリックしてみてください。
会場がどこなのかわかりませんでしたが・・・ご参考までにお知らせしておきます。

他にもいろいろお伝えしたいことはあるのですが、キリがないので、この辺で。
まとまりがなくなってしまいましたが、悪しからずご了承ください。m(__)m



Re: ディフューザーの使用につい... アロマまま - 2006/11/04(Sat) 07:36 No.80  

親切な回答ありがとうございました。
本屋にまで足を運んで頂いたなんて、なんだか感動してしまいました。
紹介して頂いた本もさっそく何冊かネット注文しました。精油の安全性ガイドもチャレンジしてみます。
ありがとうございました。



脊椎損傷の方へのアロマの効果っ... 投稿者:栗かのこ 投稿日:2006/04/24(Mon) 14:03 No.29  
kayaさんはじめまして。
わたしは都内でリラクゼーションの仕事をしているものです。
きのう、障害者の方(脊椎損傷で車椅子)の方が、マッサージを受けたいとのことで来店されました。
上半身は動かせるらしくて腰から下が感覚がないようです。
もう15年くらい車椅子なので、背中から腰にかけてとても痛いらしいです。足はパンツをはいていますが、とても細いです。
アロマを受けたいらしいのですが、その日は結局ふつうに上半身を
着衣のままほぐすコースにされました。

下半身の感覚がなくても、足や背中など、アロマをすることにより、血流がよくなり、少しでもお疲れが緩和され、また香りをかぐことにより、リラックス・リフレッシュできるのではと思うのですが、障害者の方にはしたことがないので、実際どうなのかと不安です。
足がとても冷たくて、体も疲れやすいようです。
脊椎損傷されると、体温調節もできにくくて、自律神経にも支障をきたす とどこかのHPで読みました。

このような障害者の方にアロマやマッサージをするにあたって、
どんなことに注意したらよいでしょうか。
とにかく背中や腰がツライらしいです。



Re: 脊椎損傷の方へのアロマの効...  - 2006/05/09(Tue) 20:06 No.34  

アロマセラピートリートメントは、ご推察の通り、身体障害などのある方にとても有効です。
心身のリラックス&リフレッシュに大いに役立つと思います。
触ったり擦ったりできない症状はほんの一握りと言われています。
精油の濃度は、血液やリンパの循環 が悪いと思われる場合は、低めに設定します。
長期投薬中や直後は、腎臓や肝臓の機能が低下しているので、これらに負担の少ない精油を選んで頂いた方が良いと思います。
ご来店されたお客様が、現在も何らかの治療を受けていらっしゃる場合は、担当医師にトリートメントの可否を確認して頂いた方がよいです。
トリートメントを行なう場合は、最初はゆっくりとした優しいタッチで行なってみてください。
肌に直接触れることで何が必要か、どんな風に行なうのがよいか感じ取ることができると思います。
通常のうつ伏せや仰向けの体勢をとるのが難しい場合は、座った状態、横向き等、楽な姿勢をとって頂き、
その中で可能な範囲をトリートメントします。
クッション等で、体が安定するようにサポートして頂くとベターです。
感覚がない部分を行なう場合は、口頭でこれから行なうことや行なっていることを伝えながら進行して頂くと
安心感を得て頂けるかもしれません。好みがありますので、予め聞いておくと良いと思います。
アロマセラピーが他のマッサージと違う点は、物理的な刺激によって癒されるのではなく、精油の香りを感じ取ったり、
血流にのせて精油成分を全身に行き渡らせることで心身の調整が行なえるという点です。
ですから、つらい部分を直接触れることができない場合でも、芳香浴やフットバス、ハンドorフットマッサージ等で
アプローチするという方法もあります。
いろいろな提案をしてみて、その方の望む方法でアロマセラピー(精油)を取り入れて頂くのが最善と思います。
お互いに安心して行なえるように、コミュニケーションを大いに取ることは重要です。

以上、ご参考になれば幸いです。
お返事大変お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。m(__)m



ラベンダーについて 投稿者:アロマまま 投稿日:2006/10/12(Thu) 22:56 No.69  
こんばんは。またまた質問させて頂きます。
昨日私の子供が転んで肩をすりむいて帰って来ました。しばらく痛い痛いと言っていたのでラベンダーの精油1滴を傷口につけてみました。ですがそのあともやっぱり痛みはとれなかったようでした。そして今日急に熱を出して学校を早退して来ました。全くの偶然とは思いますが、何年ぶりかで熱を出したので、ふっと昨日の精油の刺激が強かったので熱が出たのでは??という思いがよぎったのですが、ラベンダー1滴の原液塗布は間違っていましたか?熱との関連性はないと思いますか?
それともう1つ、アロマの化粧水を作って滴数を間違って多めに入れてしまった場合、ミネラルウオーターで薄めれば使えますか?どのくらいの割合で薄めたらいいでしょうか?
教えて下さい。よろしくお願い致します。



Re: ラベンダーについて kaya - 2006/10/13(Fri) 13:32 No.70  

アロマまま様、こんにちは。
さて、ラベンダーの使い方は、傷の程度、状態にも寄りますが、傷口に原液を塗布して消毒する応急手当は、ヨーロッパでは古くから行なわれている方法ですので、間違ってはいないですよ。
傷口をキレイにあらってラベンダーを塗布した後、アイシング(冷湿布)をして頂くとより効果的ですので、今後のご参考にしてください。
というわけで、ラベンダー精油と熱との関連性は直接はないと思いますが、傷と熱との関連性は、他に思い当たる節がなければ、もしかしたらあるかもしれません。
詳しいことがわからないので、正直何とも言えません。お役に立てずすみません。m(__)m

それから、アロマ化粧水ですが、精油の種類にもよりますが、お肌にマイルドな精油であれば、多少多目に入ってしまっても、そのまま使っていただいて差し支えありません。(もともとかなり薄めて作っているはずですから)
ご心配な場合は、肘の内側などでパッチテストをしてみて、刺激や赤みがささないか確認してみてはいかがでしょうか。

また、もし刺激がなくても、香りが強くなってしまったり、いつもの濃度に調整したいという場合は、今使っているレシピで1滴当たりの水分比を計算して、その分のミネラルウォーターを足して頂ければ良いと思います。
例えば、精油3滴に対してミネラルウォーター60mlで作ろうとしていた場合、多く入ってしまった精油1滴当たり20mlのミネラルウォーターを足せばよい計算になります。
ただし、グリセリンやアルコールなどのその他の添加剤を使っている場合、あんまり水分量が多くなりますと、使用感や保存性が変わってしまうので、同様に計算してその分追加して加えて頂いた方がよいかもしれません。
すぐに使い切ってしまう量、サッパリとした使用感がお好みの場合は、添加剤の追加及び追加量はお好み(^^;)で、OKです。



Re: ラベンダーについて アロマまま - 2006/10/16(Mon) 13:39 No.71  

わかりやすい御説明ありがとうございました。
もしもラベンダーとの関連性があったら私の責任かもしれないって思いましたが安心しました。子供相手に精油を使用する時はまだまだ自信がないので、ためらってしまいます。
部屋の芳香も気軽に楽しみたいと思いつつ、この精油は使用できるか?といちいち気にしながらで思いっきり出来ません。。。
ところで前に部屋の除菌についてアロマランプでは効果はないと回答を頂きました、ということはアロマランプは芳香を楽しむだけってことですか?
これからの時期、部屋の除菌もしていきたいのでディフューザーを購入したいと考えているのですが、ディフューザーを購入する時のポイントってありますか?あと、HPにあるアロマチックでも除菌できますか?ディフューザーと比べてどうですか?どちらの方がいいってことはないですか?
回答よろしくお願い致します。



Re: ラベンダーについて kaya - 2006/10/18(Wed) 20:17 No.72  

子供さんに精油を適用するのが心配な場合は、作用も肌への刺激性もマイルドな芳香蒸留水をご使用頂くとよいと思います。
主成分は精油とは全く異なりますが、だいたい同様の薬理作用が期待できます。

部屋の芳香は、子供さんがいらっしゃるときは、
・子供さんが嫌がらない香りで、
・ほのかに香り程度(これも子供さんに香りが強すぎないか聞いてみるとよいと思います)で、
・同じ精油を1週間以上使い続けないようにし、
・1回の使用時間は最長30分までを目安に
をポイントに、子供さんとコミュニケーションを取りながら一緒に楽しむようにしてみたら安心かと思います。

アロマランプでは除菌効果が期待できないのは、その作用がある精油成分は揮発性が高い傾向があり、熱源を利用した拡散方法だと、室内に漂う前に揮発してしまうためです。
アロマランプでも香りを感じるからには、その他の揮発性が低い成分は室内を漂っているわけで、それらに含まれる薬理作用は期待できますし、香りをどう感じるかによる心理的作用なども期待できます。また、ランプにはライトセラピー効果もありますので、アロマ+αの作用があるといえます。
それぞれのメリット、デメリットがありますので、目的によって拡散器を選んで頂くとよいと思います。

精油の殺菌消毒作用を活かしたい場合は、前述の理由から熱源を利用しないものであればよいわけですが、この作用に注目して選ぶ場合、その効果は、拡散力の強さ、精油の使用量に比例します。
ただ、ディフューザーの場合、モーター音が気になるものもありますので、実用性から考えると、拡散力が強いもモーター音が比較的静かなものを選ぶのがポイントかと思います。
ちなみに、HPでご紹介しているディフューザー『エリオ』は、私が色々試した中でこれらの条件を満たし、且つ、ディフューザーの中では価格がリーズナブルな点が決めてとなり選んだものです。

アロマチックもディフューザーの一種ですので、除菌作用も期待できます。拡散力は13畳までとなっていますので、その範囲でご利用されるのであればよいと思います。
それぞれの良さがあるので甲乙つけがたいのが正直なところですが、強いていうなら、家中(広い範囲)でアロマ効果を活かしお手入れが簡単な方がよければエリオ、部屋の一部での芳香で十分でインテリア性も重視するならアロマチックをおすすめします。



Re: ラベンダーについて アロマまま - 2006/10/19(Thu) 08:03 No.73  

kayaさんの説明は具体的で本当にわかりやすいです。
とりあえずエリオを購入してみようと思います
あと、芳香蒸留水もどれがいいか見てみます。
ありがとうございました。

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]
- 以下のフォームから自分の投稿記事を修正・削除することができます -
処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -
Modified by isso